沿革
沿革
当社は終戦後間もない1953年(昭和28年)4月に設立されました。
当時、貿易立国による戦後復興を目指していたわが国にとって、たび重なる粗悪品の輸出は頭の痛い問題であり、輸出品取締法改正に伴う輸出品検査強化と並行して、公正な検査機関の設立が要望されていました。
このような背景の下、機械・電気・鉄鋼・銀行・商社等の輸出関連業界の協賛により、わが国初の民間検査機関として『日本検査株式会社』が誕生いたしました。
社名に『日本』という二文字を冠していることからも、当時の設立関係者のわが国を背負って立つ意気込みと責任感の強さが伝わってきます。
以後、半世紀以上を経てお客様方のニーズも変遷してきましたが、当社は時代時代のお客様からのご要請にお応えしながら、多くの分野に業容を拡大してきました。しかしながら、いずれの事業分野においても創業以来、一貫して下記の取組スタンスを堅持しています。
・公明正大な第三者の視点をベースとした業務推進とサービスの提供
・物やプロセスの検査・検定・審査等の業務を通じた、産業界の諸活動の信頼性検証、ならびにその向上に資する支援サービスの提供
環境保全の関連では、環境測定・分析業務に加えて、海洋汚濁防止検査による海事検査業界初の港湾・ 河川を対象とした環境保全活動への取り組みを行い、お客様方の賛同を得て拡充しています。
さらに市場経済のグローバル化に伴うお客様方の海外展開活発化に呼応して、2012年(平成24年)の中国法人設立を皮切りにタイムリーな海外法人・事務所の設立を行なっており、今後とも積極的に続けてまいります。
加えて、グローバルプレーヤーとしての受注拡大を図る上で基盤となる関連ISO規格認定の取得についても、2017年(平成29年)より取り組みを強化し、その活用を進めています。
1953年(昭和28年) 4月 | 『日本検査株式会社』設立。輸出機械の検査開始 |
1953年(昭和28年) 12月 | 通商産業大臣より検査機関として認定される |
1963年(昭和38年) 4月 | 試験・分析事業開始(東京・大阪) |
1963年(昭和38年) 10月 | 海事関連事業(鑑定・検量)開始 |
1992年(平成4年) 10月 | 『日本検査キューエイ』(株)設立 |
1994年(平成6年) 8月 | 海洋汚濁防止検査業務開始(セメント関係) |
1995年(平成7年) 3月 | Indian Boiler Regulation 1950 (IBR) (インド向けボイラーの検査・認証)認証取得 |
1998年(平成10年) 8月 | ISO9001マネジメントシステム(品質)認証取得 |
2000年(平成12年) 8月 | 安全管理審査事業開始 |
2003年(平成15年) 1月 | 原子力関連業務の飛躍的拡大 |
2004年(平成16年) 10月 | 一般労働者派遣事業開始 |
2006年(平成18年) 9月 | 海洋汚濁防止検査業務拡大(鉄鋼関係への適用開始) |
2008年(平成20年) 10月 | 『日本環境検査株式会社』設立 |
2012年(平成24年) 1月 | 『洁克技术咨询(上海)有限公司』(中国現地法人)設立 |
2017年(平成29年) 4月 | ISO/IEC 17020(JIS Q 17020)認定取得 |
2017年(平成29年) 12月 | 『PT. Japan Inspection Consulting Service Indonesia(PT. JICSI)』 (インドネシア現地法人)設立 |
2019年(平成31年)1月 | 『Japan Inspection Consulting Services India Private Limited』 (インド現地法人)設立 |
2020年(令和 2年)7月 | ISO45001マネジメントシステム(労働安全衛生)認証取得 |